銀行のピンチ 8
スルガ銀行のシェアハウスオーナー向け融資について、連日のように続報が流れている。報道を前提にすれば、これだけ大掛かりな「不正」があったとすれば、金融庁の目線からすれば銀行組織がらみの不正があったとされるだろう。とすれば、業務改善より重い業務停止命令が出される可能性が高い。また、日本的けじめとすれば経営陣の更迭も要求されるだろう。スルガ銀行は同族会社だから、不正の根源が同族の支配によるものだとされれば、経営から同族の排除も要求されるだろう。そして、銀行の対応によっては経営陣に対する株主代表訴訟まで発展するかもしれない。もっとも、個人的に気がかりなのは、「不正」に関与した個々の行員の行く末である。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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