テクノロジーを活用した従業員情報の扱いにおけるリスク対応 ~採用から人事評価、健康経営などケーススタディを通して従業員情報利活用のポイントを徹底解説~

開催日

2022年9月1日

講演者等

加藤 佑子 久保田 真悟

主催

企業研究会

https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/39625

テーマ

テクノロジーを活用した従業員情報の扱いにおけるリスク対応 ~採用から人事評価、健康経営などケーススタディを通して従業員情報利活用のポイントを徹底解説~

業務分野

内部統制システム・コンプライアンス 人事労務・産業保健相談一般

詳細情報

近年、HRテクノロジーの発展・普及が目覚ましく、これまで人が担っていた人事労務施策の一部にテクノロジーを活用する事例が増えてきました。

採用や人事評価においてAIを活用したデータ解析を行えば、より客観的で公平な判断が可能になるなど、人事労務施策におけるテクノロジーの活用は有益な効果をもたらすことが期待できます。

他方で、人事労務領域でのテクノロジーの活用は、従業員のプライバシーやその他の重要な権利利益を侵害するリスクや従業員に対して不快感を与えるリスクを内包しています。

採用、人事評価、退職等の様々な場面において個々の従業員の状況をより精緻に把握できるということは、それだけ深く対象者のプライバシーに侵入することを意味します。対象者をプロファイリングして推知した結果に誤りがあり、誤った結果に基づいて施策が実行されたとすれば、従業員に不当な不利益を与えることにもなりかねません。また、従業員の理解が得られない施策を進めれば、従業員離れに繋がるおそれもあります。

このように、人事労務領域における個人情報の利用にはこれまでになかった新たなリスクが見られるようになってきているものの、依然として入社手続の際に取得する同意書とプライバシーポリシーのみを根拠に、十分なリスク検証が行われないままに各種の施策が実行されているケースが少なくないように思われます。

本セミナーでは、従業員情報の利活用(特にテクノロジーの活用)にあたって、人事労務担当者が理解しておくべきリスクや対応策を、コンプライアンスの観点だけではなく、リスクマネジメントや従業員エンゲージメントの観点からの検討も含めて、ケーススタディを通じてわかりやすく解説していきます。

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