遺贈寄付
遺贈寄付の全面解説記事が掲載された(1月20日日経)。遺贈寄付とは、自分が死亡したときに遺産の一部を公益団体等に寄付するものだ。遺言で意思を伝えるのが一般的だが、より手軽に遺贈寄付をするための信託商品もある。
遺贈寄付にかかわった当初は、寄付を受ける側から「いかにも寄付者の死亡を待ち望んでいるかのような印象を与えないか」と危惧が表明されることがあった。しかし、今ではそうした声を聞くことはほぼなくなった。市民権を得てきたのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 | |
---|---|
業務分野 |
関連するコラム
-
2024.04.15
奈良 正哉
地方金融機関の受難は続く
相続を期に、地方に住む親から都会に住む子供世代に預金が移動している(4月14日日経参照)。金利が付…
-
2024.02.28
空き家問題ニュース
空き家問題は根深いので間欠泉のようにニュースになる(2月28日日経参照)。有効利用しようとしてもそ…
-
2024.02.14
奈良 正哉
成年後見を使いやすく
認知症高齢者の保護のため後見制度がある。これを使いやすくするための検討がなされている(2月14日日…
-
2024.01.29
奈良 正哉
遺贈寄付の意義
遺贈寄付に興味ある人の割合は、おひとり様40%、夫婦だけ子供なし20%半ば、子供あり20%程度と以…
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.26
奈良 正哉
資産運用教育
みずほは社員の年金制度をDC(社員が運用責任を負う)に一本化する。同時に資産運用教育も充実させる(…
-
2024.04.24
奈良 正哉
EVは解なのか
テスラは大苦戦している。EV全体も失速している。EVが順調にシェアを伸ばしていけば、テスラと中国B…
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…