遺贈寄付
遺贈寄付の全面解説記事が掲載された(1月20日日経)。遺贈寄付とは、自分が死亡したときに遺産の一部を公益団体等に寄付するものだ。遺言で意思を伝えるのが一般的だが、より手軽に遺贈寄付をするための信託商品もある。
遺贈寄付にかかわった当初は、寄付を受ける側から「いかにも寄付者の死亡を待ち望んでいるかのような印象を与えないか」と危惧が表明されることがあった。しかし、今ではそうした声を聞くことはほぼなくなった。市民権を得てきたのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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