みずほ信託銀行投信承継信託
みずほ信託銀行は、高齢者の保有する投資信託を高齢者が亡くなったときに解約することなく、次世代に引き継げる信託商品を開発する(12月5日日経)。これにより、解約されてつみたてが振出しに戻る非効率を解消できる。次世代との取引にも円滑につなげられる。
高齢社会を超えて多死社会に向かいつつあるなか、金融の主戦場は資産形成ではなく資産承継の場面になるだろう。資産形成は新NISAに任せて、柔軟な商品設計ができる信託銀行は、より資産承継に注力していくのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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