アメ型空き家対策

 これまで制度化された空き家対策は、ムチ型が多かった印象だ。空き家は相続時に発生しやすいから相続登記を強制することや、危険な空き家には撤去を命じることなどがそれだ。
 今回の導入制度として、空き家を改修する場合に3分の1、撤去する場合に5分の2の費用補助をするそうだ(6月15日日経)。アメ型の空き家対策といえる。金額が大きいから効果があるかもしれない。
 他方、持ち主不明になっていると(持ち主自身が所有者としての自覚がないと)、補助も使われないままとなってしまう。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

関連するコラム

奈良 正哉のコラム

一覧へ