有事導入型アクティビスト対抗策
このコラムでは「ステルス型」と称していたアクティビスト対抗策を、フジテレビが導入する(7月11日日経)。すでに村上系やダルトンの持ち株が有事トリガーを引いている。したがって、準備としての潜航(ステルス)期間はすでになく、導入を明らかにしたということだろう。
株主総会の承認決議を経て、アクティビスト以外の一般株主に無償増資をする。これによりアクティビストの株式価値はその分減価する(希薄化という)。こんな方法が可能なのかといえば、可能であるというのが司法判断だ。アクティビストは株価の下落の前に持ち株を売って退場することになる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2026.04.22
奈良 正哉
みずほ信託総合首位
みずほ信託銀行は、商品力や使いやすさによる評価ランキングで初の総合首位となった。(4月22日日経評…
-
2026.04.21
奈良 正哉
個人株主もものを言う
株式持合いの解消で、会社の安定株主を求める動きが活発だ。安定株主と目されてきたのは個人株主だ。しか…
-
2026.04.20
奈良 正哉
アメリカより中国、キリスト教よりイスラム教
東南アジア諸国のうち、選択を迫られたらアメリカ(48%)より中国(52%)を選ぶとする国が増えた(…
-
2026.04.15
奈良 正哉
東大の再発防止策
東大は、付属病院医師の汚職に対して再発防止策を発表した(4月9日日経)。卓越大認定のために必死のよ…