アクティビストの株主提案

 株主総会のハイシーズンがやってきた。アクティビスト等からの株主提案は82社を数えている(6月3日日経)。統治の緩い(あるいは荒れた)狙われやすい企業に対する例外的な事象ではない。
 総会屋が跋扈していた時代は、やっていることは威力による総会妨害行為だったから、最後は実力で排除すればよかったから簡単だった。株主提案は、要件を満たした少数株主による合理的(少なくともその理由や提案の一部)な面もあるから対処が難しい。
 アクティビストの言うことももっともなこともある。しかし、特に3分の2の多数の賛成が必要な定款変更など、提案内容は首をかしげるものもある。いずれにせよ事務方にとって緊張のシーズンがやってきた。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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