ダライ・ラマ14世の2
筆者はダライ・ラマ14世が好きで、講演に行ったり著作を読んだりしている。なぜ好きかといえば、チベット仏教の最高指導者であり、亡命政府の中核であり、民族の精神的支柱でもあるのに偉ぶらないからである。むしろ隙だらけだ。
彼は腕時計が好きで高級な時計をいくつも持っている。「この時計の価格で何人もの恵まれない人を救えることがわかっているが、時計の収集を止められない」、食べ物については「仏教徒なので菜食が望ましいことはわかっているが、チベットは寒いので獣肉を食べないと体がもたない」と言っておきながら、凍える心配のない日本での好物は牛丼だ。
彼はすでに相当の高齢だ。亡くなったらチベットがどうなってしまうのか心配だ。中国政府はそれを待ち望んでいるのだろうが。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 | |
|---|---|
| 業務分野 |
関連するコラム
-
2025.11.12
奈良 正哉
マグダニ新ニューヨーク市長誕生
ニューヨークでマグダニ新市長が誕生した。急進左派、移民、イスラム教徒だ。富裕層増税、家賃凍結などを…
-
2025.11.11
奈良 正哉
オルツ不正会計、弱小監査法人の限界
「オルツ不正会計の波紋」として日経に連続記事が掲載されていた。直接帰責させているわけではないが、弱…
-
2025.11.07
奈良 正哉
建設業3K脱出でも
大手建設会社大林組が建設現場にカフェ風休憩所を作った(11月6日日経)。建設業界の3K(きつい、汚…
-
2025.11.05
奈良 正哉
オーバーツーリズムの裏で
インバウンドによるオーバーツーリズムの反対現象として、日本人の国内観光は減少している。前年同期(1…
奈良 正哉のコラム
-
2025.11.12
奈良 正哉
マグダニ新ニューヨーク市長誕生
ニューヨークでマグダニ新市長が誕生した。急進左派、移民、イスラム教徒だ。富裕層増税、家賃凍結などを…
-
2025.11.11
奈良 正哉
オルツ不正会計、弱小監査法人の限界
「オルツ不正会計の波紋」として日経に連続記事が掲載されていた。直接帰責させているわけではないが、弱…
-
2025.11.07
奈良 正哉
建設業3K脱出でも
大手建設会社大林組が建設現場にカフェ風休憩所を作った(11月6日日経)。建設業界の3K(きつい、汚…
-
2025.11.05
奈良 正哉
オーバーツーリズムの裏で
インバウンドによるオーバーツーリズムの反対現象として、日本人の国内観光は減少している。前年同期(1…