遺贈寄附への若年層の関心
遺贈寄附を推進する団体主催の会合に出席した。登壇した発表者によると、遺贈寄附を含め寄付や社会貢献への関心が高いのは、高齢者よりも若年層のようだ。これは前から感じていたことと符合する。
遺産を寄付するという遺贈寄附の主体はもちろん高齢者だ。しかし、高齢者に直接寄付を勧誘するよりも、「親父の最後を飾りたい」とする息子世代に働きかけた方が効果的かもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 | |
|---|---|
| 業務分野 |
関連するコラム
-
2025.12.10
奈良 正哉
ペアローンは鎹
マンション価格が高騰して、夫婦のうち一方の収入では到底購入できなくなった(12月9日日経参照)。そ…
-
2025.11.17
奈良 正哉
城北信金信託免許
城北信金は信用金庫では初となる信託業務の認可を受ける(11月13日日経)。併せて遺言業務など付随業…
-
2025.02.20
奈良 正哉
認知症でも証券投資
認知症になっても、親族が代理人になって証券投資(新規購入)が続けられるようにするそうだ(2月20日…
-
2025.02.18
奈良 正哉
遺産国庫帰属10年で3倍
相続する人がいなくて、結局国庫に帰属した遺産は10年間で3倍、1,000億円超になったそうだ(2月…
奈良 正哉のコラム
-
2025.12.26
奈良 正哉
2025年の振返り
年末になってテレビでは2025年の振返りが盛んだ。良くも?悪くも、トランプの年だった。アメリカファ…
-
2025.12.25
奈良 正哉
副業不動産の売却
サッポロビールはアクティビストに迫られて、恵比寿ガーデンプレイスなど不動産事業をファンドに売却する…
-
2025.12.24
奈良 正哉
中国の婚姻奨励と多産奨励
中国は急激な人口減が予測されている。それへの国や地方の対抗策として、婚姻を奨励したり、多産を奨励し…
-
2025.12.23
奈良 正哉
南鳥島沖レアアース試掘へ
政府は南鳥島沖でレアアースの回収施設を設置する。試掘は27年からだ(12月23日日経)。これまでも…