SMBC日興相場操縦の正当化
相場操縦を問われている自己売買部門は、営業部門の意を受けて、ブロックオファー銘柄を買い支えた。直後にまとまって買わなければならない銘柄を、さらに高値で買い支えるのは、本当はリスクばかり高くてやりたくない取引なのではないか。
その意味で、自己売買部門としては、自己の利益意識はなく、ブロック取引を成功させたい営業部門のため、さらには会社のため、ひいては顧客のためにやったという気持ちが強かったのではないか。企業内不祥事が発生する3要素のうちの1つである「正当化」が働いたのではないか。社内ルールも明確ではないようだから、担当者には違法行為の意識はなかったのではないか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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