水に落ちた犬
みずほのシステム障害について、第三者委員会の報告書が出ている。後講釈だから何でも言えるが、負け戦だから大将から兵卒まで具体的な失策はある。しかし、「無責任体質」「リスク感度の鈍さ」など、経営者の主観に係る指摘には反論したくもなるだろう。システム障害は同行が抱えるリスクとしても、もっとも深刻な事態として認識されていたに違いない。それでも「水に落ちた犬は叩かれる」
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 | |
---|---|
業務分野 |
関連するコラム
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.15
奈良 正哉
ホンダ日産部分統合
日産は、アメリカでホンダ車を作ったり、ホンダと基盤ソフトを共通化したりするそうだ。 いまさら、「…
-
2025.07.14
奈良 正哉
暑すぎて働けない
猛暑で屋外で長時間は働けなくなっている(7月11日日経)。建設業などでは深刻だ。経営者としては、作…
-
2025.07.10
奈良 正哉
個人株主増加
日本株の個人株主が増加している。特に若年層の増加が顕著だ(7月5日日経参照)。投資を促したい当局お…
-
2025.07.08
奈良 正哉
気安く友達インサイダー
インサイダー違反者は、社員や契約当事者を押さえて、友人や同僚が最多になっている(6月1日日経)。人…