サブスクによるサイバー攻撃

 サイバー攻撃が増加している。2020年は前年比6割増になったそうだ(5月18日日経)。最近の特徴は、サイバー攻撃用のソフトをサブスクで提供する闇ビジネスの広がりとされる。これにより、高度なIT技術がなくても、容易かつ安価にサイバー攻撃を仕掛けられる。
 身代金目的のビジネスも活発になるだろうが、面白半分も増えるだろう。大企業だけでなく、中小企業や、個人事務所、営利と関係ない学校なども標的になるかもしれない。やっかいな時代になった。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

関連するコラム

奈良 正哉のコラム

一覧へ