取締役会議長を社外取締役が務める
社外取締役が、取締役会の議長を務める動きが広がっているようだ(11月21日日経)。取締役会のメンバーの一人ではなく、議長を務めるとなるとその役割は重い。発言の促し、妥当な結論への導きなど会議主催者としての力量も必要だし、そもそも会社のことをよく知らないと議案の設定からして困難だ。この任に堪えられる社外取締役は、実際に他社の経営をやった経験のある人だけだろう。また、多数の会社の取締役を兼務するのも難しいだろう。社外取締役の人選は、期待役割の拡大とともにますます困難になってくる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2026.02.04
奈良 正哉
モームリ社長逮捕
退職代行会社モームリの社長が弁護士法違反容疑で逮捕された。弁護士法違反にあたるとは思っていなかった…
-
2026.01.30
奈良 正哉
ニデック株価至上主義
ニデックの会計不正について同社は東証に改善計画書を提出した。問題の本源たる組織風土に、永守氏の「株…
-
2026.01.29
奈良 正哉
東大不祥事の「真の」原因?
東大が不祥事で揺れている。医学部教授の多数多額の接待問題だ。同大は卓越大認定に向けてガバナンスの強…
-
2026.01.07
奈良 正哉
ニデック社外取締役の責任
ニデックの永守氏はこのまま姿を消すのだろうか。もちろんニデックの会計不正やそれを生んだ企業文化につ…
奈良 正哉のコラム
-
2026.02.09
奈良 正哉
選挙を終えて
衆院選は、事前予想をはるかに超えた自民歴史的勝利、中道壊滅的敗北となった。 これからの政権運営に…
-
2026.02.04
奈良 正哉
モームリ社長逮捕
退職代行会社モームリの社長が弁護士法違反容疑で逮捕された。弁護士法違反にあたるとは思っていなかった…
-
2026.02.03
奈良 正哉
中道大敗の末に
自民大勝・中道大敗の予測が続いている。中道大敗の内訳は旧公明維持、旧立憲大敗以下の壊滅ないし死に体…
-
2026.02.02
奈良 正哉
薄利薄給のオーバーツーリズム
オーバーツーリズムが叫ばれて久しい。しかし宿泊業の業績はさえない。当然従業員の給料もさえない。1,…