規律が問題なのは関電だけか?

 コロナに隠れてはいたが、関電と高浜町元助役との癒着問題について、関電に対して第三者委員会の提言がなされ、関電の対応策が報じられた(3月15日日経)。この問題についての報道に接していつも感じる違和感は、悪いのは関電だけか、ということだ。こわもての人に脅かされて不明朗なやり取りをして、見返りに便宜を図るという構図は、かつての総会屋と企業との癒着を彷彿とさせる。関電の規律に問題があったのは間違いないが、元助役に原発関連の事実上の権限を丸投げして、永年放置した、高浜町側の規律は問題にならないのか。それとも、地方「自治」だから、総務省もアンタッチャブルなのか。ふるさと納税には大分介入していたが。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

 

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