ふるさと納税の逆進性
ふるさと納税について世田谷区長が異議を表明している(6月26日日経)。世田谷区はふるさと納税による住民税の純流出の筆頭だ。ふるさと納税の自治体の財政に対するインパクトはもちろん深刻だが、どんな多額の寄附も寄附者コストは均一の2000円であり、換言すれば、金持ちほど多額の返礼品の恩恵に与かれるという逆進性には、一般国民は反感を覚えるだろう。野党がここをつかないのは何か理由があるのか?
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.07.26
奈良 正哉
小林製薬顧問報酬200万円
小林製薬は、事件の責任をとって会長を引いて顧問になった創業家一族の小林氏に対して、月額200万円!…
-
2024.07.25
奈良 正哉
中国は国営企業を中心に成長する?
中国は国営企業を中心に成長していくことを3中全会で確認した(7月19日日経)。国営企業の非効率性は…
-
2024.07.24
奈良 正哉
みずほ社員教育投資
みずほFGは社員が資格を取得した場合、報奨金として最大40万円を助成する(7月18日日経)。社員教…
-
2024.07.22
奈良 正哉
バイデン氏撤退
銃撃直後の共和党指名大会で、トランプ氏は「団結」や「全国民の代表」といった言葉使って、これまでにな…