ふるさと納税の逆進性
ふるさと納税について世田谷区長が異議を表明している(6月26日日経)。世田谷区はふるさと納税による住民税の純流出の筆頭だ。ふるさと納税の自治体の財政に対するインパクトはもちろん深刻だが、どんな多額の寄附も寄附者コストは均一の2000円であり、換言すれば、金持ちほど多額の返礼品の恩恵に与かれるという逆進性には、一般国民は反感を覚えるだろう。野党がここをつかないのは何か理由があるのか?
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.07.01
奈良 正哉
日本郵政トホホな株主総会
株主総会シーズンが終わって日経は複数のレビュー記事を掲載してきた。日本郵政もそのひとつだ。数々の不…
-
2025.06.30
奈良 正哉
ウナギに口を出すな
今年シラスウナギが豊漁でウナギの価格低下が見込まれている。喜ばしい。 他方、長期的には問題が発生…
-
2025.06.26
奈良 正哉
農水局でいいのでは
令和の米騒動は若きヒーローを生んだと思った。しかし、都議選を見る限りまぼろしだったようだ。一部長老…
-
2025.06.23
奈良 正哉
日大不祥事体質
笑点で一之輔さんが母校日大の不祥事体質ついてまくらを振っていた。思い出したので最近報道された重量挙…