マンションがすごく危ない
エコノミストの今週号の特集は「マンションが危ない」だ。マンションは経年により徐々に老朽化する。それに対応する修繕、大規模修繕、建替の意思決定は段階的に難しくなる。積立金財政もひっ迫してくる。これに加えて、管理組合の役員の業者への癒着や、はたまた積立金の横領などがあれば目も当てられない。マンション管理の主体は言うまでもなく管理組合だが、その役員は住民の互選が多く、ほとんどはマンション管理の素人だ。大規模修繕やら建替えが視野に入った時期などに、役員をやるのはまさに貧乏くじだ。だから長年役員をやってくれる「奇特」な人がいればその人に全てを任せてしまいがちだ。この点について、管理組合の理事長に弁護士を派遣して、修繕積立金を信託するというアイディアが弁護士会で話し合われていた記憶がある。現在はどうなっているのだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2026.07.09
奈良 正哉
みずほ信託銀行相続ノウハウを伝授
みずほ信託銀行は、地域金融機関に相続関連ノウハウ取得のためのサブスクサービスを提供する。 ゼロ金…
-
2026.06.19
奈良 正哉
成年後見制度変更
成年後見制度が変更される(6月18日日経)。これまで一度後見人が就くと終身だったのが、途中でやめら…
-
2026.04.22
奈良 正哉
みずほ信託総合首位
みずほ信託銀行は、商品力や使いやすさによる評価ランキングで初の総合首位となった。(4月22日日経評…
-
2026.04.13
奈良 正哉
同族企業への総合助言サービス
みずほ信託銀行は、同族企業の経営・資産承継など全般にわたる助言サービスを開始する(4月7日日経)。…
奈良 正哉のコラム
-
2026.08.07
奈良 正哉
熱闘の裏側で
夏の甲子園が始まった。その裏側で、広陵やPLなど野球名門校(だった)の不祥事のその後について、「熱…
-
2026.08.05
奈良 正哉
北アフリカの絶望
モロッコから地続きのスペインの飛び地へ不法移民が急増していて、当地の大問題となっている。「海を泳い…
-
2026.08.03
奈良 正哉
日米協調介入
日米が協調介入に踏み切った。円は急騰している。 プラザ合意以降、協調介入は為替相場の転機になって…
-
2026.07.31
奈良 正哉
ストーカーにGPS
ストーカーにGPSを着けさせることが議論されている(7月29日日経)。反対派は「ストーカーにも人権…