パチンコに行く人
パチンコ屋が休業要請に応じないことが非難されている。そこに行く人も同時に非難されているのだろう。ただ、この期に及んでパチンコに行く人は、ギャンブル依存症という病気に違いない。覚せい剤中毒者は、どんな困難もリスクも乗り越えて、覚せい剤を手に入れようとする。パチンコに行く人も同じだろう。統合リゾート誘致の議論の中で、中核施設であるカジノについて、ギャンブル依存症がクローズアップされた。そのとき、パチンコを野放しにしておいて、ずっと入場の敷居の高いカジノだけ問題にするのは、片手落ちではないかと思っていた。ここに違った形で、ひずみとリスクが顕在化している。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.26
奈良 正哉
資産運用教育
みずほは社員の年金制度をDC(社員が運用責任を負う)に一本化する。同時に資産運用教育も充実させる(…
-
2024.04.24
奈良 正哉
EVは解なのか
テスラは大苦戦している。EV全体も失速している。EVが順調にシェアを伸ばしていけば、テスラと中国B…
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…