還暦世代向け投資商品
筆者は先日60歳の誕生日、いわゆる還暦を迎えた。平均寿命が4、50歳台であった時代には、たぐいまれな長寿ということだったのだろう。ただ、人生100年時代を迎えると、これから先も十分長い。年金とこれまでの蓄えの取り崩しだけでは生きていけないだろう。だから、働き続けることも必要だが、一方で、資産形成も必要だ。既存投資商品の中では「つみたてNISA」がいいようだ。20年の長期に渡ってこつこつ少額の積立をすれば、相応のリスク(株や為替など)を取ってもまず負けることはない。投資初心者向けの商品であるが、還暦世代向けの商品とも言えよう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.26
奈良 正哉
資産運用教育
みずほは社員の年金制度をDC(社員が運用責任を負う)に一本化する。同時に資産運用教育も充実させる(…
-
2024.04.24
奈良 正哉
EVは解なのか
テスラは大苦戦している。EV全体も失速している。EVが順調にシェアを伸ばしていけば、テスラと中国B…
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…