採用提出書類から性別を削除する試み

 日用品の世界的企業のユニリーバの日本法人では、採用選考書類から、性別や性別を類推できる「名前」の記述を止めるそうだ(3月9日日経)。採用入口での、無意識の男性優先バイアスをなくすためだという。もちろん書類選考の後、面接すれば性別は判明するが、入口での男性優先意識の排除には役立つかもしれない。日用品を扱う会社なので、もともと志望する学生、社員、管理職における女性割合が多かったので、こうした試みが受け入れられやすいといった側面があっただろう。しかし、重厚長大型の「男の職場」だから女性には向かない、といった価値観は通用しなくなりつつある。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

関連するコラム

奈良 正哉のコラム

一覧へ