ソフトバンクの格付け

 ソフトバンクが一部格付け会社の低格付けをものともせず、内外で大型起債を行う。

 あくまで個人の感想だが、格付け会社のアナリストは証券会社のアナリストに比較すると、その能力や使命感に弱さがあると思っている。証券会社のアナリストは、株が上がるか下がるか、目標株価はいくらか、といった身近で具体的な指標で投資家から厳しい評価をされる。

 他方、格付け会社のアナリストは、同じ投資家からの評価を受けるが、発行会社がデフォルトするかしないかといった、身近でない極限状態まで評価は定まらない。またいざデフォルトしそうだ、となると、続けざまに格付けを下げたりする。

 依頼者である発行体との利益相反的な関係もある。だから信頼もしていないし、好きでもない。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

 

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