「予測市場」急拡大

 アメリカで、「予測市場」が急拡大しているそうだ。予測市場といっても実態はギャンブルだ。予測の対象は大統領選挙からスポーツの勝ち負けまで広範に及ぶ。手軽さから「ポケットの中のカジノ」(2月25日日経)とも言われているらしい。日本では違法だろうが、こうした産業?が容認され急拡大していくところにアメリカの強さがあるのかもしれない。

 しかし、ギャンブル依存症は本気で心配する必要があるだろう。カジノは、実際に訪問する必要があり、日本では入場料は高く設定される。敷居を高くして依存症予防としている。ところがオンラインで「予測」できるとすると、ギャンブルとしては手軽で敷居はないに等しい。勉強や仕事が手につかない人が続出してもおかしくはない。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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