タンス預金減少

 タンス預金が13兆円減って47兆円になったようだ(9月8日日経)。金額自体は依然として膨大だが、増加一方だったタンス預金が減ったのは注目される。強盗被害防止もあるが、インフレ、金利上昇も要因とされている。

 タンス預金を抱えるのは高齢者が中心だと思われる、それでも、金融環境の変化には一定の理解と行動があるようで頼もしい。

 預金減に苦しむ地域金融機関も、競合金融機関からの奪取ではなく、タンス預金をターゲットに営業したらどうだろう。もうしてるかもしれないが。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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