メガバンク職種別採用
メガバンクの決算は絶好調だ。
他方、その採用は伝統的なゼネラリスト志向は大幅に後退して、デジタル、法務、海外など職種別の採用を強化する(1月3日日経)。世界的にはこうした採用は珍しくもなんともない。日本の最保守業界もここまできたかという印象だ。
遠い昔、当時世界ナンバーワンだったシティバンク社長に、システム畑出身者が就いて驚いたことがある。日本でもそのうちシステム畑出身、銀行業務経験なし、というメガバンク頭取が誕生するかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2025.06.12
奈良 正哉
自社株買い最高潮
自社株買いが過去最高になっている(6月12日日経)。IRやSRの場面では、自社株買いをするのが当然…
-
2025.06.11
奈良 正哉
TACOでもTACOでなくても
中国に進出している米企業(大手から中小まで)対象にアンケートが実施された。これによると、対中関税が…
-
2025.06.06
奈良 正哉
TACOディール
一連のトランプ関税政策?は、TACOディールと呼ばれて揶揄されている。いつもビビッて尻すぼみ、とい…
-
2025.06.05
奈良 正哉
少子化・高齢化・人口減
日本の出生数は過去最低の70万人割れとなった。少子化・高齢化の傾向は日本だけでなく世界中で顕著だ。…