アクティビストの本心は?
方や戦争や山火事やトランプ、方や中居とフジテレビ。まあ、日本は平和な国なのだろう。
フジは民放のなかでも業績が悪い。そこにつけこんだアクティビストは手ごわい。表面上はガバナンス強化を訴えているが本心はどうか。第三者委員会、経営陣刷新、ガバナンス強化、スポンサーや視聴者の信頼回復、株価上昇、というような長丁場を想定していないのではないか。みずから売るか、フジに身売りを迫るかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2025.02.12
奈良 正哉
またインサイダー事件
インサイダー事件は間欠泉のように発覚する。東証社員、金融庁出向中の裁判官に続いて、三井住友信託銀行…
-
2025.02.10
奈良 正哉
やっぱりするんじゃなかった
英国がEUを離脱して5年が経った。国民の多くは後悔しているようだ。世論調査によると、離脱は間違いだ…
-
2025.02.07
メガバンク職種別採用
メガバンクの決算は絶好調だ。 他方、その採用は伝統的なゼネラリスト志向は大幅に後退して、デジタル…
-
2025.02.06
奈良 正哉
やっぱり日産
ホンダと日産の統合は破談になった(2月6日日経)。統合に向けてリストラが進まないなら「子会社化」と…