公認会計士志願者増

 公認会計士試験の志願者が2015年比倍増しているそうだ(9月21日日経)。監査法人だけでなく一般企業の需要も増加しているのに応える供給増だろう。合格率は変わらないから結果合格者は増えている。
 反対に、司法試験は志願者が減って、合格者数を不変にしているから、最近の合格率は4割を超える。合格率だけ見れば、国家資格の中でもまれにみる「取得しやすい」資格になっている。こんなことでいいのだろうか。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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