司法DXの進展で弁護士の仕事はどうなるか
少し前までは、IT化の進展で必要がなくなる法律職としては、行政書士や司法書士、税理士などが挙げられていた。弁護士は安全地帯にいた印象だ。しかし、チャットGPTの出現によって、弁護士も安穏としていられなくなりそうだ。
まだ、裁判所を筆頭に、司法の世界はアナログが幅を利かしている(「ホントにできる?司法DX」最近の日経連載記事参照)。遺言や戸籍などの相続の道具もまだアナログだ。これらが一新されないと、完全デジタルの世界はやって来ないのだろう。しかし、「普通の」弁護士の住む場所は確実に狭くなっていくだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 | |
---|---|
業務分野 |
関連するコラム
-
2025.06.11
奈良 正哉
TACOでもTACOでなくても
中国に進出している米企業(大手から中小まで)対象にアンケートが実施された。これによると、対中関税が…
-
2025.06.06
奈良 正哉
TACOディール
一連のトランプ関税政策?は、TACOディールと呼ばれて揶揄されている。いつもビビッて尻すぼみ、とい…
-
2025.06.05
奈良 正哉
少子化・高齢化・人口減
日本の出生数は過去最低の70万人割れとなった。少子化・高齢化の傾向は日本だけでなく世界中で顕著だ。…
-
2025.06.04
奈良 正哉
長嶋茂雄さん
長嶋茂雄さんが亡くなった。筆者を含む高齢者層は、自身の青少年期と重ね合わせて思い出があるだろう。映…
奈良 正哉のコラム
-
2025.06.12
奈良 正哉
自社株買い最高潮
自社株買いが過去最高になっている(6月12日日経)。IRやSRの場面では、自社株買いをするのが当然…
-
2025.06.11
奈良 正哉
TACOでもTACOでなくても
中国に進出している米企業(大手から中小まで)対象にアンケートが実施された。これによると、対中関税が…
-
2025.06.06
奈良 正哉
TACOディール
一連のトランプ関税政策?は、TACOディールと呼ばれて揶揄されている。いつもビビッて尻すぼみ、とい…
-
2025.06.05
奈良 正哉
少子化・高齢化・人口減
日本の出生数は過去最低の70万人割れとなった。少子化・高齢化の傾向は日本だけでなく世界中で顕著だ。…