地銀の有価証券運用の残念な体制
地銀の有価証券運用では、欧米金利の急騰で外債投資ではかなりやられてしまっただろう。今度は日銀の意表を突く(実質)利上げで、本丸の円債でも損失が膨らむだろう。円金利の上昇は貸出金利の上昇などで相殺されて全体としてはプラスだろうが、こと債券運用に限ってはマイナスに変わりはない。
それに対して、栃木銀行では会議の頻度を増やしてこれに備えるそうだ(1月11日日経「地銀再編マグマの底流」)。銀行ならではの対応ではある。しかし、会議を増やしても運用パフォーマンスが上がらないことは明らかだ。失礼ながら残念な運用体制の見本と言える。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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