大学ガバナンス
日大事件を受けて、大学のガバナンスが変更される見通しだ(3月17日日経)。内部者で構成されるオールマイティ理事会を改め、外部者で構成される評議委員会に重大案件について承認権限を持たせる。また理事の解任請求もできるようにする。会社になぞらえると、現行の理事会は社外取締役のいない取締役会、評議委員会は権限のない株主総会ということになろうか。これを改善する。
ただ、大学では会社以上に伝統や文化が重んじられる。これを評価して入学してくる学生も、それを守りたいOBもいる。企業統治のようにドライに割り切れないところがある。とはいっても、内部統制機能を高めなければならないのは大学も同じだ。長期権力のもと、内部者だけで、忖度と阿吽の呼吸で運営していくことはできない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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