2050年の中国
先週号の東洋経済の特集は「2050年の中国」だ。政治・経済・地政学的観点からさまざまな論考が寄せられている。そのなかで、人口学者エマニュエル・トッド氏の論考が注目される。
人口動態は、出生率などでかなりの精度で予測できるから、人口動態をもとにした、政治・経済状況も同様にかなりの精度で予測できる。ところが、こと中国についてはこれが当てはまらないとする。理由の一つは、中国の人口規模があまりに大きいこと。もう一つは、政府の発表する出生率データ等に信用がおけないことだとする。
中国の少子高齢化の影響はもっと早く、もっと深刻に中国経済、そして世界経済に影響を与える可能性を示唆している。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 | |
---|---|
業務分野 |
関連するコラム
-
2024.12.13
奈良 正哉
東大教授の年収
東大教授の年収は1,200万円程度だそうだ(11月19日日経「大機小機」)。安すぎないか。大手商社…
-
2024.12.12
奈良 正哉
ドイツ環境原理主義の罪
ドイツ経済の苦境が伝えられている。一つの原因は環境原理主義によるエネルギー価格の高騰だ。 12月…
-
2024.12.11
奈良 正哉
中国テーマパーク閑古鳥
中国のテーマパークの苦境が伝えられている(12月7日日経)。 どこかで見た風景である。千と千尋の…
-
2024.12.10
奈良 正哉
安楽死法案
英国下院で安楽死法案が通った(11月30日日経)。本人が寿命を人為的に短くすることを認める。 日…
奈良 正哉のコラム
-
2024.12.13
奈良 正哉
東大教授の年収
東大教授の年収は1,200万円程度だそうだ(11月19日日経「大機小機」)。安すぎないか。大手商社…
-
2024.12.12
奈良 正哉
ドイツ環境原理主義の罪
ドイツ経済の苦境が伝えられている。一つの原因は環境原理主義によるエネルギー価格の高騰だ。 12月…
-
2024.12.11
奈良 正哉
中国テーマパーク閑古鳥
中国のテーマパークの苦境が伝えられている(12月7日日経)。 どこかで見た風景である。千と千尋の…
-
2024.12.10
奈良 正哉
安楽死法案
英国下院で安楽死法案が通った(11月30日日経)。本人が寿命を人為的に短くすることを認める。 日…