二階と森
二階幹事長が河井氏の公職選挙法違反について、「他山の石」と発言して問題視されている。自民党議員の不祥事なのだから、「他山」ではなく「自山」だ、ということなのだろう。森氏も「女性がいると会議が長くなる」と発言して、辞任に追い込まれた。
二階氏も森氏も老人である。語彙も少なくなっているし、発言に際して機転も利かないし、思ったことを口に出さない抑制力も衰えているだろう。老人の片言隻句にそんなに目くじら立ててどうするのだろう。二人のような高齢者が権力の座にいると「老害」という言葉が使われるが、これは老人差別にはならないのだろうか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.09.13
奈良 正哉
株主対策は信託銀行
知った顔の写真が日経(9月13日)に載っていたので、また信託のことを書いてみよう。信託銀行は企業の…
-
2024.09.12
奈良 正哉
相続には信託
相続預金のつなぎ止めのために、地域金融機関が本体による信託ビジネス参入を図る動きが見える。人間が絶…
-
2024.09.11
奈良 正哉
中国地方政府は罰金で食う
中国地方政府は不動産不況で税収不足に悩んでいる。これを補填するため罰金に目を付けた。交通法規違反は…
-
2024.09.10
奈良 正哉
株式報酬の拡大
株式報酬を役員から従業員にまで拡大する動きが加速している(9月10日日経)。従業員の経営参加意識の…