二階と森
二階幹事長が河井氏の公職選挙法違反について、「他山の石」と発言して問題視されている。自民党議員の不祥事なのだから、「他山」ではなく「自山」だ、ということなのだろう。森氏も「女性がいると会議が長くなる」と発言して、辞任に追い込まれた。
二階氏も森氏も老人である。語彙も少なくなっているし、発言に際して機転も利かないし、思ったことを口に出さない抑制力も衰えているだろう。老人の片言隻句にそんなに目くじら立ててどうするのだろう。二人のような高齢者が権力の座にいると「老害」という言葉が使われるが、これは老人差別にはならないのだろうか。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.05.02
奈良 正哉
DEIは死なず
トランプ支配後もDEIは死なずという趣旨のコラムが、日経に掲載されている(アセットマネジメントo…
-
2025.05.01
奈良 正哉
トランプ関税折込済?
ゴールデンウイーク中に、外人に相場を「持っていかれる」ことが少なくなかった。今年はどうだろう。前半…
-
2025.04.30
奈良 正哉
空き家の本当の数
このコラムでもたびたび取り上げてきた「空き家問題」。国の発表してきた空き家の数は大幅に過大推計され…
-
2025.04.28
奈良 正哉
ビッグモーター再建半ば
伊藤忠によるビッグモーターの買収から1年経った。再建は業績的は道半ばのようだ(4月23日日経)。マ…