言論警察
森喜朗という人は生理的に合わない。今回に限らず過去から多くの舌禍事件を起こしている。歴代首相の中でも人気のない部類に入る人だ。しかし、今回の発言の内容と程度からみて、その直後の反省と撤回以上の懲罰を加えることは過剰なのではないかと思う。まるでいじめの現場で、いじめっ子側に加担しないと、自分もいじめられっ子の同類とみなされてしまうという恐怖があるかのようだ。
そのうちマスコミに先導された大衆がバーチャル言論警察を組織して、表現者の片言隻句を捉えて差別に結び付け、激しく糾弾するようになるのではないか。そのうち過去の小説などから差別表現を取り上げて、黒塗りを要求するようになるのではないか。筒井康隆氏の作品などは真黒になりそうだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.01.22
奈良 正哉
明るく残酷な見通し
1月22日のテレビ東京MSで、野村アセットの石黒氏が長期株価見通しを語った。現在の企業収益の伸びと…
-
2026.01.20
奈良 正哉
「中道改革連合」という名前
「中道改革連合」という名前が過激派のようだと批判を浴びている。見たこともない過激派のような名前の団…
-
2026.01.19
奈良 正哉
「中道」でない支持者はどうするのか
新政党「中道改革連合」は、巷で「中道」ではないと批判されている。仮に主張とおり中道だったら、純粋左…
-
2026.01.14
奈良 正哉
中国消費者物価上昇率ゼロ
中国の2025年の消費者物価上昇率は16年ぶりのゼロになった(1月10日日経)。デフレ傾向は鮮明だ…