いつまでもトヨタでいいのか
トヨタは、2020年の自動車世界販売台数でVWを抜いて、世界一を5年ぶりの奪還した。それ自体はめでたいことだが、日本企業の代表選手はいつまでもトヨタでいいのだろうか。米国自動車産業の雄はいまやテスラであり、GMやフォードはテスラEVの対抗勢力としてしか報道されていない。全産業でいえばGAFAだろう。
日本の産業の生産性が低いのは、効率の低い中小企業が多いためとの指摘がある。加えて、高付加価値を生み出す新事業が生まれていないためでもあるだろう。優秀な学生は、公務員や大企業会社員を目指すのではなく、起業を目指してもらいたい。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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