社外取締役1000人不足
社外取締役の比率を3分の1以上にするには、社外取締役が1000人不足しているとの試算がある(12月17日日経)。社外取締役が複数社を兼務すればその数は減るのだろう。しかし、他国にならって兼務の社数制限もそのうち導入されるかもしれない。実質的にも同じ業界ならともかく、複数業界での多数兼務は難しいと思われる。本業があればなおさら時間も限られる。弁護士にとってはチャンス到来とも言えるが、弁護士であるだけでは任用の道は遠いだろう。専門性×相応のキャリア×女性、が望ましい。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
関連するコラム
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…
-
2024.04.09
奈良 正哉
中途採用43%
2024年度の採用計画では、中途採用は43%と5割に迫っている(4月8日日経)。中途入社はごく一般…
奈良 正哉のコラム
-
2024.04.24
奈良 正哉
EVは解なのか
テスラは大苦戦している。EV全体も失速している。EVが順調にシェアを伸ばしていけば、テスラと中国B…
-
2024.04.23
奈良 正哉
物言う社外取締役
機関投資家からの要請で、社外取締役として面談・意見交換を行った。 これまで、社外取締役といえば、…
-
2024.04.22
奈良 正哉
内部通報こそ切り札
内部通報の活用があまり進んでおらず、通報者の30%程度が通報したことを後悔しているとの調査結果があ…
-
2024.04.17
奈良 正哉
紅麹の影響はどこまで
紅麹が問題となった小林製薬は、再発防止策を取締役会で定期に話し合うことにしたそうだ(4月16日日経…