無人島や山林を買う人
無人島にしても山林にしても、利用価値が少ないわりに管理費用がかかるから、放置され、相続登記もされないケースも多いだろう。いわゆる「負動産」の典型かと思われる。ところが、コロナ禍で、人と接しない環境への憧れやアウトドアブームが起き、購入の問い合わせが急増しているようだ(12月6日日経電子)。こうした一時のブームに乗った奇特な人がいる機会を逃さず、山林オーナーは売却に走るべきだろう。そのうち、古民家ブーム転じて空き家ブームも起きるかもしれない。空き家オーナーは、売却チャンスを逃さないようにしなければならない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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