日銀+政府で地銀統合を後押し
日銀は、経営統合をしようという地銀にご褒美金利として+0.1%をつける(11月11日日経)。これはもはや金融政策ではなく間接的な経営介入だろう。日銀だけなら「余計なお世話」として無視することもできただろうが、今度は政府が、経営統合をする地銀の統合費用を補助することにした(11月13日日経)。ここまでくるとさすがに地銀経営者も無視はできない。菅総理は抽象論ではなく具体論で攻めてくる。地銀経営者にとっては恐ろしい人が総理になったものだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.07.26
奈良 正哉
小林製薬顧問報酬200万円
小林製薬は、事件の責任をとって会長を引いて顧問になった創業家一族の小林氏に対して、月額200万円!…
-
2024.07.25
奈良 正哉
中国は国営企業を中心に成長する?
中国は国営企業を中心に成長していくことを3中全会で確認した(7月19日日経)。国営企業の非効率性は…
-
2024.07.24
奈良 正哉
みずほ社員教育投資
みずほFGは社員が資格を取得した場合、報奨金として最大40万円を助成する(7月18日日経)。社員教…
-
2024.07.22
奈良 正哉
バイデン氏撤退
銃撃直後の共和党指名大会で、トランプ氏は「団結」や「全国民の代表」といった言葉使って、これまでにな…