若年層失業率と生産性
先進国の15-24歳の失業率は、スペインの40%超を筆頭に、イアリア、カナダ、フランスなどが約20%、他国も軒並み10%を超える。対して日本は5%程度である(9月24日日経)。職がない、したがって金もない、コロナでどこにも行けない。となったら、欧米の若者が、ノーマスク乱痴気パーティーに結集する気持ちもわからないではない。ちなみにスペインはコロナ感染者数西欧最多である。
日本は生産性が低く、アベノミクスによってもさしたる改善は見られなかったし、先進国上位との差は広がっている。ひょっとしたら、日本は、あうんの呼吸で職や賃金を分け合うことで低失業率・低賃金社会を実現しているのだろうか。そうした分析を見ないからたぶん間違っているのだろう。低失業率・高賃金のドイツを説明できないし。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.03.29
奈良 正哉
腰の入った政策保有株売り
12月決算企業の株主総会がピークを越えた。三菱系中核企業のAGCは大量の政策保有株を売ってきている…
-
2024.03.28
奈良 正哉
仕事を減らすしか
建設と運輸に残業規制がかかる2024年度を間近に控えて、新聞や雑誌には問題を扱う記事が目立つように…
-
2024.03.19
奈良 正哉
日銀総裁まずは1勝
まだ日銀の会議は終わっていないが、マイナス金利政策等は解除されることになった。実質的な利上げだ。金…
-
2024.03.18
奈良 正哉
プーチン再選
プーチンが予定通り再選された。日本のメディアではロシア各地の抗議行動や、不正選挙の疑いなどが報道さ…