若年層失業率と生産性
先進国の15-24歳の失業率は、スペインの40%超を筆頭に、イアリア、カナダ、フランスなどが約20%、他国も軒並み10%を超える。対して日本は5%程度である(9月24日日経)。職がない、したがって金もない、コロナでどこにも行けない。となったら、欧米の若者が、ノーマスク乱痴気パーティーに結集する気持ちもわからないではない。ちなみにスペインはコロナ感染者数西欧最多である。
日本は生産性が低く、アベノミクスによってもさしたる改善は見られなかったし、先進国上位との差は広がっている。ひょっとしたら、日本は、あうんの呼吸で職や賃金を分け合うことで低失業率・低賃金社会を実現しているのだろうか。そうした分析を見ないからたぶん間違っているのだろう。低失業率・高賃金のドイツを説明できないし。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.09.16
奈良 正哉
高齢者割合増、高齢就業者増
65歳以上の高齢者の割合は29%となり世界最高だ。高齢就業者も930万人となり増加を続けている(9…
-
2025.09.10
奈良 正哉
大学の資産運用
大学の資産運用の多くは現預金のようだ(9月7日日経)。「運用」といえるかどうかははなはだ疑問だが。…
-
2025.09.09
奈良 正哉
タンス預金減少
タンス預金が13兆円減って47兆円になったようだ(9月8日日経)。金額自体は依然として膨大だが、増…
-
2025.09.08
奈良 正哉
ニデック会計不正
ニデックが会計不正の疑いで揺れている。事実はわからないが、第三者委員会が明らかにしてくれるだろう(…