さよならとしまえん
西武鉄道車両には、「8月31日としまえん閉園、94年間ありがとう」のポスターがあふれている。閉園はビジネス判断としては当然であり、むしろ遅すぎたようにも思われる。他方、西武沿線住民としては、長年親しんできた施設の閉鎖には寂しさを覚える。
日本型雇用の産物である、定年や終身雇用や年功序列や定期昇給も、長年のご愛顧を感謝されつつ、早晩終焉を迎えるのであろう。中高年は寂しさと同時に危機感を覚えるだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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