リージョナルバンカーズ
「リージョナルバンカーズ」という表題で、7月上旬、日経に連続コラムが掲載されていた。リージョナルバンクとは地銀のことだが、コラムの中での地銀経営者の声を乱暴に総括すると、もはや銀行業は見限って、地元商社ないしは投資業者になる、ということか。たしかに、それ以外に生きる道はないだろう。偏見かもしれないが、地銀行員のステレオタイプは、地元出身の優秀者で、地元愛があるが、都会で勝負するほどの野心は少ない、というものだ。こうしたおそらく保守的な集団が大変身を遂げられるか、残された時間は多くはないだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2024.11.07
奈良 正哉
歓迎トランプ大統領
大統領選はトランプ氏が勝った。大方の接戦予想に反して大勝した。平均的日本人はトランプ氏のような人が…
-
2024.11.05
奈良 正哉
転勤可否半年ごと選択
三井住友信託銀行は、社員の転勤可否を半年ごとに尋ねることにする(10月30日日経)。辞令一本で、否…
-
2024.11.01
奈良 正哉
社外取締役兼職
社外取締役の3社以上の兼職が24%に、女性に限れば34%になるそうだ(10月30日日経)。かくいう…
-
2024.10.31
奈良 正哉
ステルス買収防衛策
信託銀行が「有事導入型」と言われる買収防衛策の導入を支援している(10月29日日経)。従来の買収防…