リージョナルバンカーズ
「リージョナルバンカーズ」という表題で、7月上旬、日経に連続コラムが掲載されていた。リージョナルバンクとは地銀のことだが、コラムの中での地銀経営者の声を乱暴に総括すると、もはや銀行業は見限って、地元商社ないしは投資業者になる、ということか。たしかに、それ以外に生きる道はないだろう。偏見かもしれないが、地銀行員のステレオタイプは、地元出身の優秀者で、地元愛があるが、都会で勝負するほどの野心は少ない、というものだ。こうしたおそらく保守的な集団が大変身を遂げられるか、残された時間は多くはないだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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