教育のデジタル化の遅れの根本的な原因
日本の教育のデジタル化は、先進国の20年遅れとの指摘がある(7月7日日経コラム)。さしずめ司法や行政は10年遅れか。デジタル化に限らず、何か新しいことをやろうというときの原動力は、まずは「面白そう」という好奇心だろう。リスクやコストの見積もりはその後だ。教育現場、すなわち学校の先生は好奇心が希薄なのだろう。少なくとも「面白そう」派より「面倒くさい」派のほうがずっと多くて、デジタル化へ現場の声は小さかったのだろう。デジタル化の遅れ自体も心配だが、好奇心の乏しい先生に子供が教育されていることは、もっと深刻に思える。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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