パチンコに行く人
パチンコ屋が休業要請に応じないことが非難されている。そこに行く人も同時に非難されているのだろう。ただ、この期に及んでパチンコに行く人は、ギャンブル依存症という病気に違いない。覚せい剤中毒者は、どんな困難もリスクも乗り越えて、覚せい剤を手に入れようとする。パチンコに行く人も同じだろう。統合リゾート誘致の議論の中で、中核施設であるカジノについて、ギャンブル依存症がクローズアップされた。そのとき、パチンコを野放しにしておいて、ずっと入場の敷居の高いカジノだけ問題にするのは、片手落ちではないかと思っていた。ここに違った形で、ひずみとリスクが顕在化している。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.06.30
奈良 正哉
ウナギに口を出すな
今年シラスウナギが豊漁でウナギの価格低下が見込まれている。喜ばしい。 他方、長期的には問題が発生…
-
2025.06.26
奈良 正哉
農水局でいいのでは
令和の米騒動は若きヒーローを生んだと思った。しかし、都議選を見る限りまぼろしだったようだ。一部長老…
-
2025.06.23
奈良 正哉
日大不祥事体質
笑点で一之輔さんが母校日大の不祥事体質ついてまくらを振っていた。思い出したので最近報道された重量挙…
-
2025.06.20
奈良 正哉
日米外国人介護職
介護大手SOMPOケアは、インドでの研修修了者を日本の施設で介護士として受け入れる(6月20日日経…