コロナと不動産
3月から国内の不動産投資信託(REIT)の価格が急落している。不動産の価格自体は、株などに比べて急激に変化するものではない。ただ、国内のREITは市場規模が小さいので、地銀などの大口の投資家がそろって換金売りに走ると、急激な価格下落が起きる。リーマンのときもそうであった。ホテルや飲食店などテナントの業績が悪化すれば、賃料収入も減ってしまうだろう。REIT投資家の換金売りはヒステリックな動きともいえるが、直接影響を受けにくいとも思われる業種にも影響が出てくる前触れともいえる。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.12.01
奈良 正哉
当番弁護士登録者減少
刑事事件の弁護にあたる当番弁護という制度がある。そのまま国選弁護に流れるケースがほとんどだ。この「…
-
2025.11.27
奈良 正哉
日中長期金利逆転
10年国債の金利が日中で逆転した。両者とも1.8%の前半である(11月26日日経)。 円国債につ…
-
2025.11.26
奈良 正哉
大企業社長の報酬低すぎないか
売上高1兆円超の企業57社(調査回答)の社長の報酬の中央値は1.2億円だそうだ(10月21日日経)…
-
2025.11.21
奈良 正哉
円安・長期金利の上昇
中国の嫌がらせは腹は立つが、経済的には気にするほどのことではない(一部のマスコミは騒いでいるが)。…