もはやダイアモンド プリズン号?
飛行機のチャーター便で帰国する人々と異なり、ダイアモンド プリンセス号の船客は、人数の違いなのか、罹患率の違いなのか、長期間解放されていないように思える。等級の低い客室や従業員の船室の中には、窓もない部屋もあるだろう。肺炎に罹る前に精神的にまいってしまうだろう。小さな空間に罹患者と一緒に閉じ込められていたら感染者は増える。高齢者で抵抗力もなく、持病のクスリも不足していればなおさらだろう。ダイアモンド プリンセス号は、もはや、ダイアモンド プリズン号かもしれない。今後豪華客船による旅行は人気を失いそうだ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.05.02
奈良 正哉
DEIは死なず
トランプ支配後もDEIは死なずという趣旨のコラムが、日経に掲載されている(アセットマネジメントo…
-
2025.05.01
奈良 正哉
トランプ関税折込済?
ゴールデンウイーク中に、外人に相場を「持っていかれる」ことが少なくなかった。今年はどうだろう。前半…
-
2025.04.30
奈良 正哉
空き家の本当の数
このコラムでもたびたび取り上げてきた「空き家問題」。国の発表してきた空き家の数は大幅に過大推計され…
-
2025.04.28
奈良 正哉
ビッグモーター再建半ば
伊藤忠によるビッグモーターの買収から1年経った。再建は業績的は道半ばのようだ(4月23日日経)。マ…