高齢者投資の促進
高齢化が進み、かつ高齢者に財産が偏在する一方、人生100年時代には資金が2000万円足りないとの分析もある。現在は、年齢で一律に高齢者の投資が制約されている。しかし、同じ年齢でも認識能力に差があるのは明らかだ。また、店頭では過剰とも思えるリスク説明をする。これが、ネットになるとそうしたことは事実上なされていない。長々としたリスク説明はネット上にあるが、これをまともに読んで契約している人はいないだろう。このように店頭とネットでも不合理な差がある。これでは高齢者の投資も促進されないし、他方でその保護も十分ではない。これまでの年齢一律規制を改め、個々の高齢者の認識能力を基準にしようとの動きが出てきている(1月28日日経)。歓迎すべきだろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
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