素人は指数型運用に徹すべし
投信の残高で、指数型(パッシブ)運用がアクティブ運用を逆転したそうだ(1月14日日経)。指数型運用とは、例えば日経平均のように、個別銘柄ではなくその集合体である指数に連動させるべく運用するのもで、個別銘柄や運用時期の調査や判断はしない。だからこの業務に携わるプロフェッショナルが不要なので、その分コストが低くなる。素人(個人の99%)はこの指数型運用をすべきであることは繰り返し述べた。有能なプロがどこにいるかわからないし、そのプロをもってしても指数に勝てるかどうかはわからないからだ。素人が投資で蓄財するには、長期、分散であることと、指数型であることが要件だ。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.05.02
奈良 正哉
DEIは死なず
トランプ支配後もDEIは死なずという趣旨のコラムが、日経に掲載されている(アセットマネジメントo…
-
2025.05.01
奈良 正哉
トランプ関税折込済?
ゴールデンウイーク中に、外人に相場を「持っていかれる」ことが少なくなかった。今年はどうだろう。前半…
-
2025.04.30
奈良 正哉
空き家の本当の数
このコラムでもたびたび取り上げてきた「空き家問題」。国の発表してきた空き家の数は大幅に過大推計され…
-
2025.04.28
奈良 正哉
ビッグモーター再建半ば
伊藤忠によるビッグモーターの買収から1年経った。再建は業績的は道半ばのようだ(4月23日日経)。マ…