産業医の資質
今の産業医の資質に疑問があり、その交代が相次いでいるそうだ(12月12日日経)。経験的には産業医を意識するのは、過重残業者への面談と、メンタル不調者の職場復帰の際の面談だ。職場ストレスチェックのフォローも合わせ、いずれも精神科の領域が大部分を占めると思われる。しかし産業医には、他科を専門とする医者も多いだろう。これではなかなか実効性のある助言や監督はできない。加えて、産業医は職場をよく知る必要がある。物理的な環境だけでなく、職種や構成人員などから、どれほどのストレスがかかるのか、同じストレスでも隣の職場とどう違うのか、を把握しなければならない。腰掛ではできない仕事だろう。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 | |
|---|---|
| 業務分野 |
関連するコラム
-
2026.09.29
奈良 正哉
AI失業
AIは新しい仕事を創造するか、それとも既存の仕事を奪うか、という議論がAIが注目されてからある。今…
-
2026.09.01
奈良 正哉
山中横浜市長パワハラで辞任
山中横浜市長がパワハラで辞任するそうだ。新聞記事によれば「ポンコツ」「人間のクズ」など、ずいぶんひ…
-
2026.06.12
奈良 正哉
日本人は働きます
英国のニートは100万人を超え、16-24歳の人口の13.5%になるそうだ(6月4日日経)。米国で…
-
2025.11.14
奈良 正哉
AIで雇用が減る?
アマゾンやマイクロソフトなど、メガテック企業で大規模な人員削減が相次いでいる。AIによりエンジニア…
奈良 正哉のコラム
-
2026.11.05
奈良 正哉
結局買われた株式市場
アメリカの中間選挙が終わった。事前の予想以上に民主党が勝ち、共和党が負けた。株式市場は民主党が嫌い…
-
2026.10.30
奈良 正哉
フランスの混乱
フランスの学生デモに乗じた破壊行為は、マクロン氏は極左暴力組織が主導していると言い、トランプ氏は移…
-
2026.10.29
奈良 正哉
ペルーの校則
日系女性が大統領になったペルーは、公立学校の生徒に対して身だしなみ規則を作るそうだ。男子生徒は短髪…
-
2026.10.28
奈良 正哉
中小企業のガバナンス
ガバナンスといえばもっぱら大企業が問題になる。中小企業は東証で問題にしているレベル未達はもちろん、…