土地を棄てられると自治体は困るだろう
土地の所有権が放棄可能になる方向だ(12月4日日経参照)。ただ、運営上土地の所有権の放棄をあまり厳格な条件でのみ認めるとすると、所有者不明土地の増加抑制というそもそもの命題が達成できない。反対にあまりに安易に認めると、放棄の受け手である国の管理の手間が膨大になる。他方、地方自治体の税収に対する固定資産税依存率はざっと40%だ。なので、現在の所有者が払っている固定資産税が所有権放棄以降払われなくなると、自治体の税収にとって大きな痛手となるかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
| 投稿者等 |
|---|
奈良 正哉のコラム
-
2026.03.06
奈良 正哉
ニデック社外取締役の責任
ニデック会計不正にかかる第三者委員会の報告要旨において、社外取締役については、サポート人員不足、情…
-
2026.03.05
奈良 正哉
旧統一教会解散・清算
旧統一教会は解散が決定され清算される。被害者への経済的救済が開始される。 記憶によれば、統一教会…
-
2026.03.04
奈良 正哉
タンカー護衛もTACOか
トランプ氏はホルムズ海峡を通るタンカーを海軍で護衛して、特別な保険も提供すると表明した。今回の侵攻…
-
2026.03.03
奈良 正哉
中東紛争は難しい
中東紛争が起きるたびに歴史的背景やら地政学的意味などを聞かされるが、標準的日本人としては難しくてわ…