海外不動産投資による節税に「まった」
海外不動産投資による節税ができなくなる方向だ(11月27日日経)。例えば、米国ハワイ州やカリフォルニア州の不動産を日本人が買うのは、純粋な別荘保有動機やキャピタルゲイン狙いの投資よりも、節税目的の投資がずっと多かった印象だ。細かなスキームの説明はしないが、超富裕層にだけ与えられた特権的な節税策と言っていいだろう。だから不公平感は、普通の人にもあったし、課税当局にもあったことだろう。これができなくなるとすると、日本からの海外不動産投資は大幅に減るかもしれない。これにより、特に日本人に馴染の深いハワイ州などでは、不動産価格の下落を誘発するかもしれない。
鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉
投稿者等 |
---|
奈良 正哉のコラム
-
2025.03.24
奈良 正哉
改憲賛成68%
改憲賛成割合は2018年調査開始以来最大の68%になった(3月3日日経)。ロシアのウクライナ侵攻や…
-
2025.03.21
奈良 正哉
キャリア公務員志願者減
キャリア公務員志願者は継続的に減少して、過去最低になった(3月11日日経)。初任給など民間の処遇改…
-
2025.03.19
奈良 正哉
またまた日本郵政
日本郵政がまたやってくれた。顧客情報無断流用1,000万人分だそうだ(3月19日日経)。看板は民間…
-
2025.03.14
奈良 正哉
石破氏しょぼい
日本のメディアでも、石破氏よりトランプ氏のほうが露出が多い。露出度はともかく、トランプ氏の話題は、…